もっとずっとフルーツ。
おかげさまで青木商店は100周年

2024年、青木商店は創業100周年を迎えます。
これまでお世話になってきた
すべてのお客様や関係者の皆様へ、
心から感謝申し上げます。

この100周年を新たなスタート地点として、
全てのステークホルダーの皆様とともに、
この先ももっと、ずっと、フルーツを愛していただけるように。
101年目も、これからも、
フルーツ文化の創造を目指して歩んでまいります。

History

青木商店100年の歴史を年代ごとに紹介します。

1924

バナナ加工・卸売業
「青木商店」を創業

青木商店の初代・青木松吉が、福島県郡山市の郡山駅前にバナナ加工・卸売業として「青木商店」を開業。輸入したバナナを加工室(ムロ)で追熟させ(緑色のバナナを黄色に熟させること)、販売を開始しました。1924年当時、バナナはまだとても希少で贅沢なものでした。

1963

台湾産のバナナ禁輸措置により、
事業中断の危機に直面

当時の日本の輸入バナナはすべて台湾産でしたが、1963年、台湾でのコレラ流行に伴い半年ほど台湾産のバナナが輸入禁止となり、青木商店の歴史の中でも大きな危機を迎えました。小売業店舗の営業と、急遽船便で南米産バナナが輸入され卸売業も再開できたことで、事業中断の危機を乗り越えることができました。(写真は急遽輸入された南米産バナナの山)

1964

加工卸売業充実のため本社を新設
創業40周年記念式典開催

バナナの消費量増大に伴い、ビルを新設して本社とし、ビルの地下に電気式のバナナの加工室を設置しました。また、1階は小売店舗として整備し、バナナだけではなく他フルーツの販売も充実させ、果実専門店として歩みはじめました。併せて、創業40周年を記念した式典も開催しました。

1977

店舗を「フルーツショップ青木」
としてリニューアル

店舗を「フルーツショップ青木」としてリニューアルオープン。県内外から注文をいただく果物専門店へ成長し、フルーツ専門小売業としての業態が確立されました。

1994

創業70周年の記念式典を開催

創業40周年の記念式典から30年が経過したことを機に、当時卸売業を中心として様々な事業会社を展開していた青木グループの創業70周年記念式典を開催しました。
また郡山市内すべての福祉施設へハニーバナナを毎月プレゼントする70周年記念事業も実施しました。

2000

メロン追熟庫「メロンセラー」を
店舗に設置

商標登録も行っている「メロンセラー」が初めてフルーツショップ青木の店舗に設置されました。高級なマスクメロンをエチレンガス・温度・湿度の管理されたメロンセラーで追熟することとし、贈答品・ギフト中心の現在のフルーツショップの業態が確立していきました。

2002

卸売業から小売業へと業態転換
フルーツバー事業1号店オープン

卸売業を中心として歩みを進めてきた青木商店でしたが、社会のライフスタイルの変化に合わせた形でより手軽にフルーツを届けるため、生搾りジュースを提供する「フルーツバーAOKI うすい店」をフルーツバー事業1号店としてオープンしました。その後180店舗を超える事業へと成長し、卸売業中心の業態から小売業へと大きく業態転換を果たした節目の年となりました。

2004

フルーツタルト&カフェ事業
1号店オープン

「フルーツが飾りではなく主役になるスイーツをお届けしたい」そんな想いから生まれたフルーツタルト&カフェ事業がスタート。フルーツをふんだんに盛り込んだタルトを中心に、パフェ・焼き菓子・食事も提供するカフェとして、1号店が郡山市中町にオープンしました。その後2016年に、現在の「フルーツピークス」のブランド名となりました。

2008

フルーツバー事業が初の
大型商業施設へ出店

大型複合商業施設であるイーアスつくばに「フルーツバーAOKI イーアスつくば店」を初出店。これを機に、全国の郊外型・大型のショッピングモールへの出店を加速させていくこととなりました。

2010

本社・フルーツショップを
郡山市八山田に移転

本社を郡山駅前から郡山市八山田に移転。同所にフルーツショップ青木とフルーツタルト&カフェ事業の店舗を併設した郊外型路面店を「本店」として新設しました。また、この年フルーツバー事業のメインブランドである「果汁工房果琳」を立ち上げました。

2014

本宮オフィス開設
フルーツ加工工場・
タルトファクトリーを操業

事業発展に伴い、福島県本宮市に本宮オフィスを開設し、本社機能を移管しました。 また、同所にフルーツ加工工場「フルーツファクトリー」「タルトファクトリー本宮」を新設、操業を開始しました。

2018

自社ECサイト
「アオキフルーツオンライン」
立ち上げ

インターネットの普及により商品が自宅に届く時代へと変遷していく中で、青木商店のフルーツもより手軽に自宅で楽しんでほしいとの想いから、全国のお客様のご自宅へ商品をお届けする自社ECサイト「アオキフルーツオンライン」を開設しました。

2021

「FRUITS IN LIFE  
東京ミッドタウン店」
オープン

青木商店の経営理念を体現する新業態「FRUITS IN LIFE 東京ミッドタウン店」がオープン。
ジュースだけではなく様々な形で食事としてフルーツを毎日の生活に取り入れていただく「フルーツ食」を提案し、プラントべース(植物由来)の商品を提供する店舗としてスタートしました。

2023

「フルーツピークス 横浜ポルタ店」
「一果房 JIYUGAOKA de aone店」
オープン

フルーツピークスとして初めて、首都圏駅直結の商業施設内にカフェ併設店舗をオープン。売上の増大に伴い、「タルトファクトリー本宮」をおよそ2.5倍の規模へ増強しました。
また、100周年を記念した新業態として「ひとつのフルーツ」にスポットを当てた様々な商品を提供する「一果房 JIYUGAOKA de aone店」をオープンしました。

Campaign

100周年を記念したキャンペーンは終了しました。

Topics
Message

100周年の感謝を込めて

 株式会社青木商店は、創業100周年を迎えます。これまで温かいご支援・ご愛顧くださったすべての皆さまに心より感謝申し上げます。
 “フルーツを嗜好品から必需品へ—” その思いで私たち青木商店は、創業以来フルーツ一筋で様々な事業を営んでまいりました。おかげさまで、現在合計200店舗近くを出店しており、AOKIのおいしいフルーツを多くの方にお届けすることができております。長年続いたコロナウイルスがようやく収束し、世の中の健康に対する意識の高まりや、本当に価値のあるものが求められるようになってきた今、当社としてもさらに店舗を増やし、世の中にフルーツを通して貢献してまいりたいと考えております。これからも私たち青木商店は、より多くの皆さまがフルーツを当たり前に食べる暮らしづくりを実現するため、フルーツの無限の可能性を信じさらなる努力と挑戦を続けてまいります。
 記念すべき100周年を迎える今年は、様々なキャンペーンや企画をご用意し、お客様や地域の皆さま、お取引先様、従業員など多くの皆さまに感謝を伝える1年にしたいと考えております。今後の青木商店にぜひご期待いただくとともに、一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長
青木 大輔

 1924(大正13)年、郡山駅前二丁目(旧柳町)に創業した青木バナナ問屋は、幾多の苦難、変遷を乗り越え、2024(令和6)年5月に100周年を迎えます。
 振り返ると、戦争で台湾からのバナナ移入がストップしたり、コレラ問題により台湾バナナが輸入禁止になったり、また水害で社屋が1.2m水没したこともありました。最近では東日本大震災、コロナパンデミックと、業務を中止してもおかしくないような外的苦難に何度も見舞われました。それにもかかわらず、変化対応しながら業態の変遷を繰り返し今日を迎えることができたのは、ひとえにフルーツのおいしさに感動しこれを世に伝えたい、フルーツの持つ健康効果を広めることで社会に貢献していきたいという強い使命感でありました。
 今100周年を迎えるにあたり、我々のこの使命感をご理解いただき顧客となっていただいたお客様、使命感に基づく経営理念を理解し体現していただいた数多くの従業員スタッフの皆様、そして陰に陽にお支えいただいた地域の皆様、ステークホルダーの皆様に心より感謝申し上げます。我が社は次の100年に向けて力強く歩みを進めてまいります。変わらぬご支援、ご鞭撻をお願い申し上げます。

代表取締役会長
青木 信博

TOPへ戻る